人形劇の人形にはいろいろあります。
日本ウニマ会員の藤原玄洋氏より「人形劇の人形」に関する、原稿を提供していただきました。
人形劇を知っている人にも、知らない人にも、できるだけ多くの方に見ていただきたいと思っております。
故川尻泰司氏(人形劇団プーク)の分類に基づく人形劇のタイプ別紹介をお楽しみ下さい。
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藤原玄洋(日本ウニマ会員)
人形劇は人形----つまり造形的物体(人間や動物の形をしていなく
てもよい)を操作することによって、演技表現をする演劇の総称である。
俳優自身の身体で演技表現する方法や、俳優が面をつけたり、
かぶったりして行なうとともに、演劇の一分野である。
人形劇の種類は人形の構造や、人形のつかい方、演出技法の違い
によって次のように分類される。
1.棒人形:Marrot
2.手づかい人形:Hand Puppet
3.棒づかい人形:Rod Puppet
4.糸あやつり人形:String Puppet
5.抱えづかい人形:Bunraku Puppet
6.カラクリづかい人形 Karakuri Puppet
7.仮面人形 Mask Puppet
8.その他の形式の人形
・指人形
・びん人形
・影絵人形
・腹話術人形
・黒の劇場:Black Theater
・出づかい
9.人形のつかい方の注意
(1)操作者は見えてもかまわない
(2)人形の姿勢に注意する
各項目をクリックすると詳しい内容を見ることができます
ここに収録された文書は、玉川大学出版発行の「学校劇事典」の『人形劇』の項に、
加筆したものである。
【6】【7】は今回追加した。
「学校劇事典」という性格上、主に指導者としての教師を対象に執筆したものだから、
必ずしも人形劇全体を紹介するのに適当でないかもしれないが、
人形劇の世界を知ってもらうきっかけになればうれしい。
藤原玄洋 川尻泰司記念日本人形劇研究所事務局長
日本ウニマ(国際人形劇連盟)
会員・同電子情報委員会委員
日本ウニマホームページ:
http://unima-japan.la.coocan.jp/jpn/index.htm
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