「Puppeteers of America 1997のパンフレット」
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PofAでの上演スケジュールです。
会場は大学構内の Gold Room というところです。
あおテントは1997年夏にアメリカの人形劇フェスティバルで
「パンフレットの"あおテント"の紹介ページ」 |
【いよいよ到着】 7月24日朝、あおテント一行はデトロイト空港へ。フェス開催地の最寄りは トリード空港ですが、荷物が迷子になるのがこわかったので乗り継ぎを減らし て、デトロイトに出迎えに着てもらうことにしたんです。フェスティバルディ レクターのチャック・バーティーさんが「AOTENT」と書いた紙を持って不安そ うに待っててくれました。事前に芝居の扮装の写真を見てたので、三本毛のハ ゲアタマを目印に探してたと、後で聞いて大笑い。 空港から車でガンガン走って1時間。会場のトリード大学は緑豊かなキャン パスでした。ホタルを目撃!
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「トリード大学のキャンパス」 |
「UNIMA-USAのパーティー」 |
【食べもの…】 フェス初日よりも3日ほど早く到着したのですが、P of A とフェスの主な 関係者はもう集まり始めていました。 ところが、施設側との行き違いで、なんと、メインの学食が27日の夕方まで 開かなかった! これはヒサン! なにしろ歩ける範囲にはハンバーガー屋と ローストビーフサンドイッチ屋とタコス屋しかなく、それもだだっぴろい駐車 場のはるかかなた…。学内で買えるのはスナックやジュースだけ…。1日3食 これだとまいりますよ、ホント。 2日目の夕方にみんなどうしているのかと思ったら、車に分乗して地元の有 名なホットドッグ屋に行くというので参加。50人以上はいたような…。ホット ドッグ屋といっても、お酒あり、ジャズバンドの生演奏あり、テーブルに回っ てくる ミュージシャンあり、で、予想外に楽しかったのでした。ここのホッ トドッグソースはスペースシャトルにも積み込まれたことがあるとか。(しょ せんホットドッグ、ですが) めでたく学食が開いた後も、フェス参加者の予想外の多さとその食欲で、食 べ放題形式のメニューが日に日に品薄になっていったのでありました。
「トリード大学の食堂のパスカード」 |
【謎を抱えつつ…上演】 で、上演。広くて天井も高くて鉢植えもあったりして、いい会場でした。 おかげさまで、オソロシイくらいに好評でした。アメリカ人好みだったのか もしれません。よかった! 評判が悪かったら、計11回も上演しつづけるのは ツラスギル…。まぁ、「回数をこなすから観客は小人数のままにして」と頼ん だのはこっちなんです。テントの外にも席を作ってなんとか1回50人…。 それにしても、アカリとオトが干渉するのには参りました! アカリは小さ なものなので日本から変圧器ともども持参、オトはMDプレーヤーを含めて全部 借りたのですが、これが…。 曲の途中でアカリをフェードインするとスピー カーが死ぬんですよぉ〜。おかげで、仕込みに予想外の時間が…。どうやら変 圧器と調光器が犯人らしく、さらにMDだったのと、壁に埋め込みの音響システ ムの謎とが重なって、ヒヤヒヤでした。 結局、変圧器はつかわず、アカリもオトもカットイン・カットアウトのみに して妥協。アカリも最初から現地の電圧のものを用意してもらえばよかったよ うな…? とにかく電圧の問題らしいです。この謎、どなたか解いてもらえま せん…? なにはともあれ、好評のうちに終了。「第2話を持って来て」コールもずい ぶん受けましたが、こればっかりはまだわかりません…。もちろん、できれ ば、いきたいっ!です。 |
「最終公演のチケット」 |
「新聞に紹介された記事」 |
マイケルネルソンさん一家と、後ろは宿泊していた学生寮【おみやげ】3人とも日本でお仕事が待っていたので、フェスの途中で泣く泣く帰国。他 の芝居をあまり見られなかったのは心残りでした。 荷物が多いとか言って特注ベンチを客席用に作ってもらってあったのです が、日本で使っているのよりも組み立て式にしてないぶんだけ、丈夫。すっか り気に入ってしまい、後の使い道はないっていうし、結局ちゃっかりもらって 帰って来ちゃいました。へへ。ベンチの裏に何人かにサインしてもらったりし て…。今年の飯田カーニバルで早速使いましたヨ。
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