神奈川県内の人形劇に関する情報紙”YOKOHAMAぱぺっと倶楽部”の提供の情報です。


神奈川大学で開催される人形劇フェスティバルにアマチュア人形劇団も参加します。
この人形劇フェスティバルは、日本EU国際交流年2005記念事業として取り組まれ、チェコの劇団の上演があります。
また、神奈川大学の文化祭「神大フェスタ」の開催期間でもあり、皆さんでお出かけになってはいかがでしょう。

会場:神奈川大学16号館地下 視聴覚教室B  入場無料
上演プログラム

11月5日
(土)
時間 イベント名 公演者/講師
10:15〜12:15 ワークショップ「お芝居を遊ぶ」(ウレタン人形をつくろう) 高橋奈巳(人形劇団ひとみ座
13:00〜13:20 人形劇公演「なかよしさん」「うさちゃんとぶーちゃん」 パペットシアター☆トランク
13:30〜13:45 人形劇公演「おかあさんのたんじょうび」他 人形劇団プチトマト
14:00〜14:15 人形劇公演「みみちゃん・らびちゃんのあ・そ・ぼ」 人形劇団どろんこ
15:00〜16:30 チェコ人形劇公演「ピシュカンデルドゥラー」 ヴェラ&フランティシェク
"*ワークショップの申込み・問い合わせは、FAX 044-766-0249(ひとみ座)またはFAX 045-413-2678(神奈川大学)まで "
11月6日
(日)
時間 イベント名 公演者/講師
10:40〜11:00 人形劇公演「赤ずきんちゃん」
(*演目が変わりました)
はっとりさんちの人形劇場
11:30〜12:00 ひとみ座人形劇公演「名人伝」 藤川和人・来住野正雄(人形劇団ひとみ座
13:00〜13:50 ひとみ座人形劇公演「西遊記」 藤川和人(人形劇団ひとみ座
14:30〜16:00 チェコ人形劇公演「ピシュカンデルドゥラー」 ヴェラ&フランティシェク

◆ 出演アマチュア劇団紹介 ◆
2005年 11月5日(土) <13:00〜13:20>

「なかよしさん」
「うさちゃんとぶーちゃん」
○パペットシアター☆トランク

●上演作品について
 『なかよしさん』
  ・・とある小さな人形は、あることが大好き。さて何をするのかな?
 『うさちゃんとぶーちゃん』
  仲良しうさちゃんとぶうちゃん。ねえねえ、なにしてあそぼ。
●劇団コメント
 小さな舞台と人形のオバサンひとりで演じる人形劇場です。
 人形達は今日も何して遊ぼと、広場にやってきます。

2005年 11月5日(土) <13:30〜13:45>

「おかあさんのたんじょうび」他
○人形劇団プチトマト

●上演作品について
 『おかあさんのたんじょうび』
 今日はお母さんの誕生日!
 しげる君はプレゼントするものを捜しに行きます。
 一番すてきなプレゼントは?
●劇団コメント
 磯子区で主に活動しています。
 舞台のむこう(観て下さる皆さま)とこっち(演じる側)とで
 おんなじ空気を感じられたらいいなと思ってます。

2005年 11月5日(土) <14:00〜14:15>

『みみちゃん・らびちゃんのあ・そ・ぼ』
○人形劇団どろんこ

●上演作品について
 『みみちゃん・らびちゃん』
 うさぎの“ミミちゃん”と“ラビちゃん”は大のなかよし。
 時々ケンカもするけれど、遊んでいるうちにいつの間にか、
 また〈なかよし〉になってるんだ。さあ、今日はなにして
 あそぶのかな? お楽しみにね!
●劇団コメント 
 人形劇団「どろんこ」は、幼稚園のお母さんの集まりから
  発足して今年で11年目。大人から子どもまでみんなが楽しめる
 人形劇を目標に、育児サークルから保育園や幼稚園・小学校・
 子ども会・老人福祉施設等、お招きがあればメンバーの都合が
 つく限り参上して、年間約20〜30回の公演を行っています。

2005年 11月6日(日) <10:40〜11:00>

『赤ずきんちゃん』
○はっとりさんちの人形劇場

(*演目が変わりました)

●上演作品について
『赤ずきんちゃん』
 かわいい赤ずきんちゃんとこわいオオカミ。
   「いやいやぼくはこわくないオオカミです」・・って、ホントカナ?

●劇団コメント
 お父さんとお母さん、娘2人。
 家族4人の小さなファミリー劇団です!
 お母さんが単独で、公演することもあり・・・?


チェコの人形劇団について(チラシ解説文より)
●ピシュカンデルドゥラー
“Piskanderdula´(ピシュカンデルドゥラー)”ということばは、こどもが壁に書いたらくがきから生まれました。このことばには何の意味もありません。けれども、このパフォーマンスを言いあらわすのには、ぴったりのことばなのです。人形劇「ピシュカンデルドゥラー」は、さながら人と生き物の博覧会。ぶらんこ乗りやガイコツ、向かい合うボクサー、やせこけた馬など、さまざまな個性あふれる木彫りの人形たちが登場します。ダンスや滑稽なしぐさに見入ってたのしんでいたかと思うと、いつのまにかうす気味悪い空気が漂っていたり。なつかしいけど、どこか変。変幻自在でシュールな世界。ガタゴト手まわしオルガンの音色にのせて、奇妙でおもしろくて、そしてちょっぴり不気味な、チェコの人形劇をおとどけします。
●出演/創作
Vera Ricarova´(ヴェラ・ジーチャジョヴァー)――出演・人形操演・演奏
Frantisek Vitek(フランティシェク・ヴィーテク)――美術・人形制作・音楽
ヴェラとフランティシェクのふたりは、世界各地で高い評価を受けているチェコの人形劇団DRAK(ドラック)で、ともに劇団員として活躍していました。しかし、チェコスロヴァキア時代にコミュニスト政権による規制や思想の弾圧に抵抗をおぼえ、政権の管理下から逃れようと劇団を去ります。その後、22年間の劇団での経験を活かして「まったく新しい人間のことば」としての人形劇を模索・創造しつづけ、現在に至ります。かれらは、チェコの人形劇が復興し、再評価されている現代において、主導的な立場にあるといっても過言ではないでしょう。それと同時に、このふたりは「絶滅危惧種」でもあります。ふだんはチェコの片田舎フラデツ・クラーロヴェーの古い家で隠遁生活。めったに人前で人形劇を披露することはありません。チェコで足しげく劇場に通っているひとでさえ、彼らのステージを観られることはまれなのです。ましてや日本では……。 この機会に、ぜひお見逃しなく。 
*公演はチェコ語でおこなわれますが、セリフは少なく、ことばがわからなくてもおたのしみいただけます。


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