『DIVADLO ANO』のご紹介


DIVADLO ANOとは?

チェコ語でDIVADLOは「劇場」、ANOは「はい=イエス」という意。
チェコのオブジェクトシアターの老舗、DIVADLO DRAK(ヂバドロ ドラック)の美術家
ペトル・マターセク氏を講師に招いて開催された「人形演劇プロジェクト2000」 という
ワークショップの参加メンバーにより結成されました。
「説明すること」に終わらない表現、詩的だけど単なる雰囲気に終わらない世界を体験し
「さらにおもしろいこと」を探し求めて動き始めたグループです。

「ヂバドロ・アノ」 オフィシャルホームページはこちら

時々自動ヂバドロ・アノ+100人≦パフォーマー『Katachi No Katachi』
時々自動+ ヂバドロ・アノ+100人≦パフォーマー 『Katachi no katachi』のステージから
(2003年3月27日 ゲネプロにて撮影)
いろいろな形、動きの流れが美しい。写真では伝わりにくいですが。


2001/9/29 「パフォムニバス」よりヂバドロ・アノの作品「アノチコ」の一場面
PAFOMNIBAS(パフォムニバス)

・ヂバドロアノ
・時々自動
・GU[自由工房]
・武智圭裕
・ダた

5つのグループが参加。
オブジェクトシアター、音楽、ダンスなどそれぞれ異なったジャンルのグループが20分程度の小作品をオムニバス形式で上演しました。
開演日時
9月28日(金)〜30日(日)

会場 ムービングアーススタジオ

詳しい内容は下記の時々自動のHPにて。
http://www.ba.wakwak.com/~tokidoki/

ヂバドロ・アノ presents
ヂバデルコ・アノ「いろのおと おとのなみ」

 



2001年
6月23日(土)19:00
  24日(日)15:00 19:00
(開場は30分前)
中野テルプシコール

作・出演: 北井 あけみ
  出演: 辻 桃江
      塚田 次実
      加藤 知子
      辻 良江
      真田ゆきの
照   明 : 国府田 圭一(あかり屋さん)
音   響 : ヨシムラヨシゾー
特別感謝  : 渡邊工房
        石井秀明
        玉木暢子
        深津麻紀
        devil robots
        大塚麻紀
        田中リヨヌ
        黒谷 都

DIVADLO ANO第二回公演報告
世紀末、銀河の旅はアノにおまかせ!

 
2月25日テルプシコールにて撮影

多数のご来場まことにありがとうございました。

2001年
2月 23日(金)
   24日(土)
   25日(日)
会場:テルプシ・コール
DIVADLO ANO第2回公演

GALAXY PRINCESS 『KAGUYA』
ヂバドロ・アノ初のSF作品。
DISCOのリズムにのせて、厳寒の東京にマザーシップが舞い降りる。
月世界人多数出演

出 演: 加藤 知子
     北井 あけみ
     辻 良江
     塚田 次実
     辻 桃江

照 明 : 国府田 圭一(あかり屋さん)
音 響 : ヨシムラヨシゾー
協 力 : 真田ゆきの
      黒谷 都
      石井秀明


第一回上演作品

『MONSIEUR DARINE=MANKIN'』
<ムッシュー ダリン=マンカイン>

ANOP.JPG
KEKKAN CHOH01 CHOH HIFU1
HIFU2 HAI01 HAI02 HONEX
DIVADOLO ANO in PlanB-NAKANO      
中野PlanBでの第一回上演のスナップです。   
2000年6月に初演、8月には飯田で上演しました。


ものがたり:

   平凡な区役所勤めのダリン氏が、ある日誰かの呼び声を耳にする。
   “マンカイ〜ン マンカイ〜ン・・・”日常に突然生じた亀裂から自ら
   の肉体、記憶と対面するダリン氏。人間にとって「からだ」とは?
   未知なる日常を体験することになるダリン氏の不思議な世界にどう
   ぞお付き合い下さい。くどいですがお子様大歓迎!!

出演:血管 塚田 次実
   腸  加藤 知子
   皮膚 北井 あけみ
   肺  真田 ゆきの
   骨  辻 桃江

照   明 : 国府田 圭一(あかり屋さん)
音   響 : ヨシムラヨシゾー
OHP操作 :塚本 美奈子・佐久間 奏多
ダリン面製作
スライド製作:佐久間 奏多
舞台監督  :渡辺 数憲

協力:石井 秀明 黒谷 都 百鬼人形芝居どんどろ お稲荷荘 その他大勢の皆さま

<プログラムより>  
日常生活にちょっとした「亀裂」が入ることがあります。その時必ずや
私たちの「からだ」が反応しています。それは私たちが初めて肉体を
意識する瞬間でもあります。
この物語の主人公ダリン=マンカイン氏も、私たちと同じように平凡な
日常を送っていました。そこへ「亀裂」がやってきます。
昨今は「ひきこもり」や、様々な教育問題などで、こころというものの
重要性がやっと一般視され、日の目を見ることになっています。
もっと言ってしまえば、こころとからだのバランスの重要性とでも
申しましょうか、人間にとって一番大切(普通)なことに、ようやく
人々が気付き始めたように思います。
さて、私たちが「からだ」を意識する瞬間とはどんなときでしょうか。
高熱でうなされ、からだの節々が痛いとき。包丁でゆびを切って全神経が
傷口に集中するとき。はたまた最愛の人と熱い抱擁をかわしているとき、等々々。
「からだ」は紛れもなく私たちの所有物だという確信を裏切るような
ショックにより、私たちは初めて肉体を意識するのではないでしょうか。
そして血管や腸や皮膚や肺や骨が、私たちの意思とは関係なく、とても
メカニックに時を刻み、リズムを奏で続けてきたことを知るのです。
ダリン氏が垣間見た「亀裂」により、ダリン氏は華麗なる変身を
遂げるのか。はたまた全く元のまんまなのか。
ダリン氏のこころとからだの物語に、しばしお付き合いくださいませ。

                    DIVADLO ANO


DIVADLO ANOへのご意見、上演の問い合わせ、などはパペットパークへ post@puppetpark.com